製菓材料 株式会社イシハラ

原材料基礎講座 ピーカンナッツ

クルミ科カリア属の、一般にヒッコリーと呼ばれる木の実で、クルミの親戚に当ります。
アメリカのミシシッピー川沿岸地域が原産といわれる落葉樹で、大きく育ち、木の高さは45mにもなります。
花は春の若葉の頃に、同じ一本の木に雌雄別に咲きます。
クルミに似て雄花は3本に別れた長い紐状の房に群がって咲きます。雌花は2から10個が、短い枝にかたまってつきます。
雄花の方が雌花より早く咲くので、ただ1株植えたのでは交配がうまくゆかないので実のなりがわるくなります。
果実は長さ6cm、幅3cmほどの楕円形で、秋に熟すと果皮が4片に裂けて、中から褐色の核がこぼれ落ちます。
核はつるりとした肌の弾丸形で、殻は薄く、クルミ割りで容易に割ることが出来ます。
果肉はひだが深く、クルミに似た味ですが、やや甘く感じられます。

 


 

 食後のナッツとして食べますが、そのままあるいは塩味をつけることもあります。
またアイスクリームやケーキ、クッキーに入れ、パンやキャンデイなどにもまぜると美味しくいただけます。
料理には、野菜コロッケにいれたり、サンドイッチに加えたりします。
日本へは明治末期に伝えられましたが、現在もほとんど裁培されていません。
日本の気侯にあうと思いますが、今まで需要がなかったせいかもしれません。 現在はもっぱらアメリカから輸入しています。