配信メール第85号

02/10/31


〈海外トピックス〉
カリフォルニア・クルミ情報

以前にも号外にてお伝えしましたが、2002年のカリフォルニアくるみの収穫予想は前年と比べて10%ダウンの275,000トンと予想されました。
収穫はほぼ終わりに近づいており、実際2001年の記録的な豊作と比べると収穫量は少ないようです。
1本の木になる実の数を見てみると州平均で1,572個、これは去年と比べると9%のダウンとなります。
これはカリフォルニアくるみの19%を生産している重要な地域であるサン・ホアキンバレーの不作が影響したものと見られます。
この地域だけで見ると1本の木に平均1,142個の実しかならず、これは去年と比べると23%もの減少となります。

また今年の収穫は例年と比べると少し遅れているようです。
天候の影響で収穫が10日程遅くなったため、出荷できる十分な量のくるみが収穫できていない状況だったところに西海岸の港湾ストライキが起こりその間に遅れを取り戻す事ができ、不幸中の幸いとなったようです。
現在クリスマスシーズンに向けてカリフォルニアからはクロップ全体の約半分が日本、ヨーロッパに輸出されています。港は再開されたというもののまだ正常な状態には戻っておらず、くるみだけでなく多くの品物の輸出に遅れが生じています。


〈国内トピックス〉
クルミの健康効果

九州大学は「くるみを食べる事によって健康的にコレステロールを減らすことができる」という研究結果を最近発表しました。

日本人男性と女性を対象に1日1/4カップ〜1/3カップのくるみを取り入れた食事制限を行ったところ、LDL(悪玉コレステロール)の酸化を起こす事なく血清コレステロール値が下がるという結果が得られました。
LDLが男性で8.9%、女性で10.6%減少、コレステロール値は男性で3.8%、女性で4.9%下がるという結果でした。
善玉コレステロールには特に影響は見られませんでした。くるみのアルファリノレン酸(脂肪酸の一種)が特に女性のLDLの減少に影響を与えているのだということです。

今までにもくるみに関しては様々な研究がなされてきましたが今回の研究発表により、くるみは日本人の体にも良い効果をもたらす食品であることが証明されました。



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