配信メール第96号

03/01/23


〈海外トピックス〉
アーモンド栽培と環境問題

アーモンドやくるみ、ピスタチオ等木になるものを育てる農園では収穫後、次シーズンに備えて地面を清潔に保つ為、必要のなくなった古い木や地面に落ちた枝などをすべて燃やします。カリフォルニア・アーモンドの主要な産地であるサンホアキンバレーではこの事が大気汚染の原因として問題になっているようです。

そこで、これらを燃やす代わりに細かくして土壌にまくという方法が一部で取り入れられています。こうする事により木のくずが土に溶け、良質な土壌を作るのだそうです。

桃、プラム、ピスタチオ等の農園ではこの方法を実施し始めているのですが、アーモンド、くるみにおいてはあまり積極的に取り入れられていません。
これらは収穫の際、木を揺さぶって実を地面に落とし直接すくい上げるという方法をとっている為、栽培者は木くずによって土壌が汚染されたることを恐れている為です。

自身もアーモンド栽培者であり、Medera群の農業アドバイザーであるホルツ氏は長年この方法を実行しており、「焼いてしまうのと比べて、機械購入など費用もかかるが長い目で見ればその価値はある」と言います。
ホルツ氏の経験では木くずをまいた土地の木は始めの年は他の木と比べてどちらかと言えば育ちが悪かったと言います。
しかし2年目には他と同じくらいになり、3年目からは明らかに他と比べて強い木に育ち、また木が必要とする窒素を非常に多く含むものになったのだそうです。
また、これらの木くずが木にダメージを与えない良種の線虫を好み、逆に木に悪影響を及ぼす寄生虫を減らすという事が最近の実験で明らかになっています。

サンホアキンバレーでは近く、農業において大量の木を燃やすことに関する規制がより厳しいものに改正される予定です。

この方法に関して研究が進み、更に実用的な方法として取り入れられるようになれば、環境に優しいだけでなく、より良質なナッツを生産できるという画期的なものになるのではないでしょうか。



〈国内トピックス〉
モバック・ショー2003

来る2月20日(木)〜23日(日)の4日間千葉県の幕張メッセで行われるモバック・ショー2003(国際製パン製菓関連産業展)に弊社はアメリカのスチュアート&ジャスパー社(アーモンド)とクレイン社(クルミ)と共に出展することとなりました。

モバック・ショーは製パン製菓産業に必要なあらゆる機会、原材料・資材、包装機会、器具等をテーマとした展示会で、食品産業の発展と食文化の向上に寄与することを目的に東京、大阪で隔年、交互に開催されています。

今年は伝統の食文化を守っていきながら、さらに“新しい味覚と食文化の創造”を主旨として、「伝えよう食の感性、求めよう新しい波」をテーマに行われます。

会場では2005年パリで行われるクープ・デュ・モンドコンクール(ベーカリーワールドカップ)の国内代表選考会など多くのイベントも開催されます。

また21日(金)に開かれるモバック・セミナーにおいて弊社はスチュアート&ジャスパー社と共に新提案のアーモンド“ビュート種”ついて、またアーモンドの“トレーサビリティー”等について発表する予定です。

尚、弊社の出店ブースは第7ホールのNo.717と718です。詳細は弊社までお問い合わせ下さい。多くの方々のご来場をお待ちしております。 



毎週木曜日に最新の製菓材料情報を無料で配信させて頂きます。
ご希望の方はi-info@ishiharacompany.comまでご連絡下さい。
(C) Copyright Ishihara Co.,Ltd. all rights reserved