配信メール第100号

03/02/27


〈国内トピックス〉
モバック・セミナー

去る2月20日〜23日千葉県幕張メッセで開催された「モバック・ショウ2003」に弊社はスチュアート&ジャスパー社(アーモンド)とクレイン社(くるみ)と共に出展しました。
製菓機械を中心とした展示会で、特に最終2日間は週末だったこともあり関係者の方々だけではなく一般の方も多く来場されていました。

21日には会場内で「モバックセミナー」が開かれ、弊社はスチュアート&ジャスパー社の社長ジム・ジャスパー氏を招いて新提案の「ビュート種アーモンド」と「アーモンドのトレーサビリティー」について発表させて頂きました。
本日はその内容を簡単に紹介させて頂きます。

日本で現在主流のアーモンドはほとんどが「ノンパレル種」です。カリフォルニア・アーモンドの品種構成比で見てみるとノンパレルは40%、ビュート種は12%程度です。
しかし、今後5年でビュートは15%に伸び、ノンパレルは35%に減少すると見込まれています。

ビュート種はノンパレル種と比べコロコロとした丸い形状をしており、またアーモンド特有の芳醇な香りを持ち、味・食感ともに大変優れています。

1エーカーあたりの収穫量が多く、また殻が堅い為害虫ダメージが少ない品種でもあります。
現在、カリフォルニアではアーモンドにとって最も重要と言える受粉期を迎えています。この時期の天候がアーモンドの出来を左右するらしく、雨や霜などは大敵です。
しかしビュート種は他の品種と比べ少し遅れて受粉期を迎えるため、天候の影響を受けにくいのだそうです。
また、ブランチ加工(皮むき)がし易い、実のサイズにばらつきが少ないといったこともビュート種の特徴です。
アメリカではハーシーチョコレートなどがチョコレートやキャンディーにこのビュート種を使用しているのだそうです。

ビュート種は今後新たな植樹が見込まれている品種である為、増産傾向にあります。また裏作、表作を交互に繰り返す傾向の強いアーモンドの中で比較的収穫量が安定していることも魅力のひとつです。

今ままでのノンパレルに加えて、このビュート種を一つの「選択肢」として加え頂きたいと我々は考えております。

次に「トレーサビリティー」について簡単に紹介させて頂きます。スチュアート&ジャスパー社ではそれぞれのアーモンドが栽培される農園から、箱に詰めてお客様に届けられるまでを徹底的に管理し記録に残しています。
これは微生物や残留農薬の問題が万が一発生した場合、大変役に立ちます。この記録をたどればどこで、どのような農薬をいつ使用して育てられたアーモンドなのかが追跡できるというわけです。
これが近頃良く耳にする「トレーサビリティー」です。食品の安全性が問われる現在において、この「トレーサビリティー」が可能であるということは大変重要な事だと我々は考えています。

モバックセミナーには多くの方々が出席して下さいました。会場に足を運んで下さった方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

またカリフォルニアからアーモンドの開花状況に関する情報が続々と入ってきています。来週の配信メールで皆様に詳しくお知らせさせて頂きます。



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