先日CASS(カリフォルニア州農業統計局)は2003年クロップのカリフォルニア・アーモンドの収穫予想量を昨年収穫量より15%減の9億2千万ポンドと発表しました。
しかしながら、多くのアーモンド業者が実際はこの数字を下回ることになり、8億5千万〜8億7千万ポンド程度になるのではないかと予測しているようです。
これは今年のカリフォルニアでは開花期にあたる4月〜5月にかけて雨が多く、気温が低かったことや、昨年の記録的な大豊作の後で木が疲労していることが理由として挙げられます。
一方、販売状況のほうは順調で今年5月の出荷量は昨年の同時期の出荷量を28%も上回る6,950万ポンドを記録しました。
この内、約65%が国外への輸出、残り35%がアメリカ国内への出荷にあたります。昨年8月から今年5月までのカリフォルニア・アーモンドの総出荷量は約8億4,900万ポンドで、昨年の7億2,500万ポンドと比べて約17%もの増加となります。
このペースでいくと、今年7月末の時点で2002年クロップの総出荷量は9億5千万ポンドから9億7千万ポンドに達することが予測されます。
このように順調な販売が続いていることの理由として、アメリカ国内市場が極めて順調なこと、ユーロ高のヨーロッパ市場への出荷が大幅に増加していることが考えられます。
従って、来期へのキャリーオーバーも当初の予想に比べ減少するものと思われます。
また、ヨーロッパ市場で大きな影響力をもつスペインのアーモンドが今年は気候不順で大減産が予想されているということ等も今後のカリフォルニア・アーモンドの価格に影響するものと思われます。
今月27日にはCASSが客観的収穫予想を発表する予定になっています。皆様にはその情報もいち早くお知らせさせて頂きます。