配信メール第126号

03/09/18


〈海外トピックス〉

現在カリフォルニアではプルーンの収穫が進んでいます。2003年のプルーンは品質的にあまり良いものとは言えず、サイズは小さいものが極端に多くなるようです。

これは今年のカリフォルニアの異常な天候が原因です。開花期にあたる3月は良好な天候が続き、プルーンの結実は順調に進みました。ところがその後4月から5月にかけては気温が低く雨が多く降り、7月には20年来の暑さに見舞われました。

このような極端な気候の影響を受けた結果、今年のプルーンは糖度が例年のものより1020%低いようです。
糖度が低いとプルーンは柔らかくなる為、種をきれいに除去するのがかなり難しくなるのだそうです。
その他、今年は外的な欠陥/カビが多いなどの問題もあるようです。通常、商品として使用できない欠陥品(サイズが小さ過ぎる等)は全体の
5%程度ですが、今年はそれが1020%を占めることが予想されます。

収穫量はカリフォルニア農産物統計局が6月に発表した190,000トンより少なくなると見込まれており、160,000170,000トン程度になるのではという声もあるようです。
今年は開花はうまくいったので、量的には多過ぎるほどのプルーンが実りましたが、品質的な問題が多い為、本当に良品質なものは少量となります。
当初は豊作が予想されていたため、一部で低価格がオファーされていたようですが、状況が変わった今は、価格の減少は期待できないようです。

来年2004年のプルーンの収穫量は大変少なくなるという見方が強いようで、その理由として以下のことが挙げられます。
現在プルーンの作付面積は
3年前の86,000エーカーから72,000エーカーにまで減少しており、今後さらに減少する傾向にあります。
また、今年は
1本の木に多くの実がなった結果、木に多大なストレスがかかっていると考えられます。そのため来年はそれほど多くの実を結ばないと思われます。

以上のようにプルーン業界にとっては難しい状況が続きそうですが、サンスウィート社はそのような時だからこそ、他社との違い・品質の良さを実感してもらいたいという自信を持っているようです。
50%のシェアを持つサンスウィート社では、今年のような状況下でも十分な量の高品質なプルーンを提供できるということです。
また、最高レベルの選別機を導入、種抜きも一般の方法と比べて高度で効果的な方法を取り入れています。
そのため、前に述べたように“低糖度なプルーンは種抜きが困難”だという問題もサンスウィート社にとってはそれほど大きな問題ではないようです。




毎週木曜日に最新の製菓材料情報を無料で配信させて頂きます。
ご希望の方はi-info@ishiharacompany.comまでご連絡下さい。
(C) Copyright Ishihara Co.,Ltd. all rights reserved