配信メール第127号

03/09/25


〈海外トピックス〉
カリフォルニア・アーモンド最新情報

先日、弊社社長がアメリカへ出張して参りました。今回はそのご報告を兼ねてアーモンドの最新情報をお知らせさせて頂きます。

以前から2003年クロップの品質はあまり期待できないという声を聞いておりましたが、実際に見てきた印象としても、やはりアーモンド・クルミともにあまり品質が良くないようです。アーモンドには以下のような現象が多く見られるようです。

  •      アーモンドの表面に樹液のかたまりが飴のような状態でくっついているものが多く見られる。英語ではこれをGummy(ガミー)と呼ぶそうです。
    (ガムのようだからでしょうか?)木が傷つくと樹液を分泌するのと同じように、傷ついたアーモンドの実が自らを修復させようと分泌する樹液であろうということです。

  • 日焼け現象が見られる。これは今年カリフォルニアでは6月に一部の地域で気温が上がり、暑くなったためアーモンドが日焼けしたものです。
    これにより、片面が日に焼け濃い茶色になり、裏面は普通の色というアーモンドが見られます。

  •      アーモンドの表面の傷や「かけ」が非常に多い。これはチッピング&スクラッチングと呼ばれ、傷・かけが多いほどアーモンドの商品としてのグレードが下がります。
    今年は日本でよく使用されている「エクストラ
    No.1」といった上級のものを多く生産するのが難しくなりそうです。

  • 害虫被害が多い。これは収穫前に雨が多く降った影響です。通常、害虫被害は平均0.5%程度なのですが、今年は平均2.4%程度になるそうです。
    地域によってひどいところでは
    30%〜40%にもなるところもあるということです。

価格のほうは全体的に強気で、値下がりすることはまずないだろうという声がほとんどです。
現在カリフォルニアではアーモンドの木を植樹している段階で、この木が実際にアーモンドを生産するようになるまでには最低
5年はかかります。
一方ですでに老朽化かした古い木もあるため、今後
5年間で収穫面は徐々に減少すると考えて良いようです。
逆に需要のほうは今後も伸びていくであろうということで、値下げは当分ないという見方が強いようです。
 




毎週木曜日に最新の製菓材料情報を無料で配信させて頂きます。
ご希望の方はi-info@ishiharacompany.comまでご連絡下さい。
(C) Copyright Ishihara Co.,Ltd. all rights reserved