配信メール第129号

03/10/16


〈海外トピック〉
2003年クロップアーモンド/パラマウント社について

2003年クロップのカリフォルニア・アーモンドは当初10億ポンド収穫されることが予想されていましたが、
実際の収穫が進むにつれてその数字が減少してきており、現在は9億2000万ポンド程度になるのではと予想されています。

今年カリフォルニア(特に北部)ではアーモンドの開花時期の天候に恵まれず、日本で主流のノンパレル種は特にその影響を受け、 ひどい所では昨年と比べて50%以上減少しているところもあるそうです。また、今年は虫の被害も多いようです。

またカリフォルニアに次ぐアーモンドの産地であるスペインが今年は霜の被害のため、大不作に見舞われており(去年より50%ダウン)、カリフォルニア産に対する需要が更に増加しています。
現在カリフォルニアでは古い木をどんどん抜いて、新しい木の植樹が進んでいます。これらの新しい木が実際にナッツを実らせるようになるまでには最低5年はかかる為、今後数年は収穫量が減少傾向になることが予想されます。
これらのことを考えると価格は今後も上昇するであろうという見方が現地では強いようです。現在はオープニング価格よりも10〜15セント値上がりしています。
パラマウント社では品質向上のため2003年クロップに向けて以下のような改善を実行したということです。

  • 最新の殻むき機を導入(huller/sheller)。処理量は1時間に約40,000ポンド。
    殻むき終了時点での異物混入率は以前よりも0.5%〜2%減少。

  • 皮むき工程の後に最新の色彩選別機(New Xeltron)を導入。
    以前使用していたものは8〜9年前のもの。これにより異物の混入・アーモンドにひっついて残った皮などを大幅に削減することが可能。

  • 石の混入をなくすために、以前は皮をむいた後の白い状態でレーザー選別機にかけていたところを、皮むき前の茶色い状態で選別機にかけるよう変更。
    その結果白っぽい石等の混入が大幅に減少。

その他、新しい金属探知機を加えるなど様々な改善点が見られるようです。また、パラマウント社のアーモンドは100%自社農園で育てたものであるため、管理を徹底できることも強調していました。




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