配信メール第136

03/12/04



〈海外トピック〉
感謝祭の定番「パンプキン」の栄養効果

アメリカでは先週木曜日は「感謝祭(=Thanksgiving Day)」にあたり、4連休となっていました。この「感謝際」の由来は1620年にまで遡ります。当時イギリスで迫害を受けていた清教徒達はメイフラワー号に乗り込み希望の地、新大陸へとやってきました。しかし、未開の地で冬の寒さに直面し半分以上の人々が死んでいったのだそうです。そんな彼らを助けたのがアメリカ先住民の人々でした。先住民達は彼らに七面鳥の飼育やとうもろこしの栽培を教えたと言われています。翌年、豊かな作物に恵まれた清教徒達は感謝の祈りを捧げ、先住民達を招いて祝宴を催しました。これが「感謝祭」の始まりだと言われています。
アメリカでは感謝祭には家族が集まり、共に食事をしてゆっくりと過ごすようで、日本で言えばお正月のようなものでしょうか。アメリカの感謝祭ディナーの代表的なメニューはクランベリーソースを添えた七面鳥の丸焼き、グレイビーソースと呼ばれるソースをかけたマッシュポテト、とうもろこし、ヤムと呼ばれるイモなどです。そしてデザートの定番は「パンプキンパイ」です。裏ごししたカボチャにシナモン・砂糖・牛乳などを加えて焼いたものが基本のようです。
カボチャの栄養の特徴と言えば、何と言ってもベータカロチンが豊富に含まれていることでしょう。ベータカロチンは体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜を丈夫にし風邪などの感染症に対する抵抗力をつけます。冬にカボチャが良いとされるのはビタミン源の少ない冬場を乗り切る、昔の人の知恵だったのでしょう。またベータカロチンにはガンを予防する効果もあり、特にカボチャ、ニンジン、ほうれん草は肺がんを予防する代表的な野菜とされています。
果肉だけでなく、真ん中のワタの部分にも大変豊富なベータカロチンが含まれているので、一緒に料理すると良いようです。パンプキンパイなどはすべての部分を裏ごしして料理できるので最適なのではないでしょうか。




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