配信メール第138

03/12/18



〈海外トピック〉
クルミに含まれる「オメガ3系脂肪酸」

「オメガ3」とは必須脂肪酸の1つで、これは体内で自ら合成することのできないものです。このオメガ3系に属するのが「αリノレン酸系」の脂肪酸です。
その中にはEPAやDHAと呼ばれるのもがあり、主にイワシ・サバ・サンマなど背の青い魚などの魚類に含まれています。EPAには血栓症を防ぐ効果があると言われています。血中の中性脂肪を減らすなど血液をさらさらにする効果があり、心臓病予防につながります。また、DHAは脳内に多く存在します。人間の脳の神経細胞は生まれてから増えることはなく、年とともに減っていく一方なのですが、このDHAを十分に摂取することにより、脳に刺激を与え残った脳細胞を活性化できます。これはボケ防止にもつながります。スーパーの魚売り場に行くと聞こえてくるあの「サカナ、サカナ、サカナ〜♪」という歌の「サカナを食べると頭が良くなる」のフレーズはここからきているのでしょうか。
αリノレン酸は植物性の食品に含まれており、クルミはその代表のひとつです。このαリノレン酸は摂取後体内でEPA・DHAに代謝されるため、上記と同じ効果が期待できます。この他、アレルギー性の皮膚炎などにも効果があると言われています。
肥満・心臓疾患で悩む人が多いアメリカでは政府が、「フードピラミッド」と題して、クルミなどオメガ3をもつ食品を含む食事指針を提案しています。
ただし、これらの脂肪酸は大変酸化しやすいという特徴を持っており、そうなると一転して身体に悪い影響を与える恐れがあります。アーモンドをはじめとしたナッツ類は酸化を防ぐ栄養素「ビタミンE」を豊富に含む食品の代表です。
適量のクルミ・アーモンドをバランス良く食べれば一石二鳥と言えるでしょう。




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