クレインウォルナッツ社より2004年クロップのクルミに関する最新情報が届きました。
今年カリフォルニアは温和な気候に恵まれており、その気候のもとでクルミも順調に成長しているようです。今年は日中の最高気温が例年より低く、暑すぎない気候がクルミの成長をいっそう促しているようです。今後2週間ほどはナッツの成長が続き、その後殻(シェル)が形成し始めます。この殻の形成の特徴が、収穫の開始時期を決定する基準のひとつとなります。
現在のところ見る限りでは、2004年クロップのクルミは形が揃ったものが多いようです。クルミにもアーモンドと同じように様々な品種があり、品種によって開花時期・成長時期が異なるのですが、2004年クロップはどのバラエティーも一貫してなかなか良いものになりそうだということです。
クレイン社は、今年のカリフォルニアくるみの収穫量を29万トン〜30万5千トン程度になるのではないかと推測しています。この数字は大豊作であった去年の収穫量324,000トンから8%の減少となります。クルミも、アーモンドやピスタチオと同じように裏作・表作を交互に繰り返す傾向があり、今年は裏作にあたります。今年収穫量の減少が一番著しく見られるのはチャンドラー種のクルミだということです。
現在カリフォルニアくるみの販売量はインシェル(殻つき)/殻ムキ商品ともに大変好調で、記録的な量に達しています。販売が好調な理由として以下のふたつのことが考えられます。ひとつ目は世界市場におけるドル安傾向、ふたつ目はクルミの健康効果に関する研究結果などが発表され、クルミに対する需要が高まっていることが挙げられます。クルミには血中の中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする効果があると言われる「オメガ3系脂肪酸」が豊富に含まれている等という内容の研究結果が多く発表されています。(「オメガ3」については昨年12月18日の配信メール第138号をご参照ください。)
販売価格はわずかに値上がり傾向にあり、現在の価格は、去年のオープニング価格と同じくらいになっています。2004年〜2005年シーズンは、需要を満たすだけの十分な供給量があると思われますが、商品のグレードによっては、不足するものも出てくるであろうということです。