カリフォルニア・ピスタチオの10月の出荷量が発表されました。
アメリカ国内での出荷量は、昨年の同月と比べて32%アップしており、9月からのトータル出荷量は昨年より24%増加しています。
国外への輸出量は、昨年の10月は4,917,116ポンドだったのに対し、今年は11,960,692ポンドを記録しており、約2.5倍に増えています。
国内外全体では、10月の単月出荷量は62%、9月からのトータル出荷量は64%増加したことになります。
このように極端に出荷量が増えていることの主な原因として、イラン産ピスタチオが不作となっており、その分世界各国の需要がカリフォルニア産ピスタチオに集中していることが挙げられるでしょう。今年イランは異常気象で低気温となり、その影響を受けて、収穫量が例年の20%にも満たないと言われています。その為、通常はイラン産を買い求めるマーケットまでもがカリフォルニア産に流れ込んでいるというのが現状のようです。
一方、カリフォルニアは今年は好天候に恵まれ収穫も順調に進んだようです。しかし、昨年2003年クロップは不作だったため、今年へのキャリーオーバー(繰越)は全くありませんでした。それに加えて、来年2005年もそれほど豊作にはならないと推測されているため、今年2004年クロップから多量の繰越が必要になるであろうと考えられています。価格が高値のまま安定しているのは、これらのことが主な原因だと考えられます。