配信メール第181

04/12/02



〈海外トピックス〉
クルミ 〜ハワード種〜

クルミにもアーモンドと同じく様々な品種(バラティー)があり、日本市場に出回っている代表的なクルミの品種には、「チャンドラー種」(Chandler)などがあります。今回ご紹介する「ハワード種」(Howard)は、ここ数年生産量が増加しており、新たな主力品種となりつつあるバラエティーです。このハワード種はチャンドラー種とは兄弟にあたるバラエティーで、カリフォルニア州のUniversity of Davisでチャンドラー種と同時期に開発され、1972年以来二次的商品として栽培されてきました。
このバラエティーがもつ素晴らしい風味・品質に目をつけたクレイン社では、1980年代後半から1990年代前半にかけて、栽培者に対してこの品種の栽培を奨励してきました。その結果、ハワード種は現在、カリフォルニアで新しく植樹されているクルミの品種の中で、最も急速な伸びを見せている品種となっています。今年2004年の収穫量は、昨年と比べて40%増の8,000トン程度になる見込みです。
一定の量を確保できるようになり、クレイン社では今年から「ハワード種」の本格的なマーケティングをスタートさせます。ハワード種は全体的にサイズが非常に大きいこと、収穫時期が早いことがなどから、ほとんどが「殻つきクルミ」として販売されます。
価格はというと、生産量が急激に増えているとは言え、今後2〜3年はまだ収穫量に左右されやすい状況が続くようで、チャンドラー種やハートレー種といったバラエティーよりは幾分高くなるようです。
以下はカリフォルニア・クルミの収穫量を品種別に比較したものです:
(単位:トン)

品種名
2000年
2001年
2002年
2003年
02−03比較
Ashley
11,224
12,048
9,129
11,401
+24.9%
Chandler
58,964
90,591
91,084
115,251
+6.5%
Hartley
63,195
73,678
67,852
63,290
-6.7%
Howard
1,141
1,643
3,421
5,691
+66.4%
Serr
20,629
30,407
19,415
33,544
+72.8%
Vina
25,674
28,928
2,987
28,247
-5.4%

 



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