弊社の取り扱うワイルド・ブルーベリーのサプライヤーであるオレゴン・フリーズ・ドライ社より、ブルーベリー等に多く含まれるアントシアニンの糖尿病予防効果についての情報が届いています。
現地で1月5日に発行される米国
"Journal of Agricultural and Food Chemistry誌"において、アントシアニンがもつ糖尿病予防効果に関する論文が発表されることになっています。
記事によると、ブルーベリーやブラックベリーに含まれる「アントシアニン」には、体内でのインシュリン生合成を通常の1.5倍程度に活性化する力があり、このことが糖尿病に効果をもたらすことがわかってきた、ということです。
糖尿病は1990年代に入り急速に加速した病気で、T型(体内でインシュリンを作れないタイプ)とU型(食事や生活習慣などが原因でインシュリンの効き目が悪くなったりするタイプ)があります。日本人の発症例の95%がU型で、厚生省の統計によると潜在的な患者を含めると現在約1,400万人の日本人がU型糖尿病を患っています。全世界では1億9千万人の患者がおり、国際糖尿病協会の調べでは患者数は2025年には3億3千万人にまで増えると予想されています。
今回の研究によれば、アントシアニンにはU型の糖尿病を予防し、すでに発症している人においては血液中の糖(グルコース)レベルをコントロールする効果が期待できるとういことです。現時点では、まだ実験用マウスを使った試験段階であり、人への臨床実験などは数年先になると予想されますが、将来ブルーベリーなどのベリー類を適度に食することで糖尿病を予防するためのプログラム等が展開されることになるかもしれません。アントシアニンがなぜインシュリン生合成を活性化するのかなどの詳しいメカニズムについてはまだ研究中だということです。但し、ベリー類はフルーツのため、食べ過ぎると逆効果になるので過剰摂取しないようにする注意も必要です。