カリフォルニア南部では早くも2005年クロップアーモンドの開花が始まっています。主にNeplus種やMonterey種といったバラエティーがツボミを膨らませ始めているようです。これらに続き日本で主流のNonpareil種も育ち始めます。アーモンド農園では、本格的な開花が始まる前の冬の時期にやらなければならないことがたくさんあります。例えば、農園の地面をキレイに掃除したり、除草剤をまいたりといった作業です。アーモンドの実は、「シェイカー」という機械を使って木を揺らし、地面に振り落として収穫されます。この方法で大半のアーモンドが木から落ちるのですが、中には振り落としきれず木に残ってしまう実もあります。これを「マミー」と呼ぶそうですが、このマミーが木の中に残っていると、翌年の害虫被害の原因となるのだそうです。なので、これらの実をもう一度念入りに除去することも、冬の間にやっておくべき大切なことのひとつです。
カリフォルニア中部・北部では約2〜3週間後に開花が始まる予定です。この地域は年末から年始にかけて集中豪雨に襲われ、農園の地面はずぶぬれになってしまったようです。現地からの報告によると、この雨によるアーモンドへの直接の影響はなかったようです。それどころか逆に、雨で気温が下がり、寒い冬を必要とするアーモンドの木にとっては良かったようで、現在木のコンディションはなかなか良いということです。中部・北部のアーモンド栽培者は、雨によって濡れた地面が乾くのを待って、機械を使った除草などを行なっていく予定です。現時点での長期気象情報によると、開花が本格的に始まる2〜3週間後のカリフォルニアの天候は、残念ながら雨が多くなるようで、クロップへの影響が心配されます。
現在のカリフォルニア・アーモンドの栽培面積は約550,000エーカーですが、去年あたりからこれまでにないほど多くの苗木が植えられています。これらの若い木が実際に実をつけるようになるのは、早くとも2008年以降になるので、アーモンドの高値はそれまでは続くのではという声もあるようです。
価格は依然として高値が続いています。ノンパレル種エクストラNo.
1グレード23/25サイズで平均$3.60〜$3.65、27/30サイズは平均約$3.50、25/27サイズはほとんど売り物がないようです。皮ムキのスライスなど加工品で$4.00前後という状況です。