配信メール第189

05/02/10



〈海外トピックス〉
アーモンド1月の出荷量

現地時間2月8日、カリフォルニア・アーモンド協会による1月のアーモンド出荷量が発表されました。出荷量は7,760万ポンドで、去年の同月7,704万ポンドをほんの少し上回りました。総収穫量は現時点で9億8,800万ポンドを記録しており、当初CASS(カリフォルニア農産物統計局)が予想していた10億8,000万ポンドには達しない模様です。
昨年8月から現時点までの、通年出荷量は5億9,330万ポンドで、昨年同期間の5億7,780万ポンドを上回っています。需要はまだまだ強力で、数年前から始まった出荷量の増加は、今後も続くものと思われます。
市場はここ数週間安定していますが、価格はついに史上最高ともいえる高値に達しています。以下にここ数ヶ月の間で価格がここまで上がり続けている要因を挙げてみます。
1. 世界中からアーモンドに対する需要が押し寄せている。(ナッツ全般的に)
2. 相対的に見てドルが弱まっている。
3. アーモンドの代わりとなる安価な代替品がない。(ヘーゼルナッツなど)
4. 農園・栽培者へ支払う金額が上がっている。
5. カリフォルニアの加工業者・輸出業者がアーモンドを売りすぎた。




開花状況今後の見通し

一部の地域ではすでに開花が始まっており、天候はまずまずです。アーモンドの受粉を担う蜂の状況は現時点ではまだはっきりと分かりません。アーモンドの中には開花時期が早いものと遅いものがあります。それぞれが順を追って開花していくのですが、今年はその順番に異変が起きているのだそうです。通常は、ソノラ種→ノンパレル種→フリッツ種→カーメル種といった順番が普通とされていますが、今年はソノラ種→フリッツ種→カーメル種→ノンパレル種の順で開花しているのだそうです。原因はよくわからないが、通常見られない状況のようです。
今回発表された1月の出荷量を見ると、新物の開花状況に関係なく残りの2004年クロップイヤーは逼迫した状況になることが予想されます。現在残っている在庫は約5億400万ポンド、ここから約1億2,000万ポンドが来期に繰り越されると考えると、残りは3億8,400万ポンドで、これを月平均すると約6,400万ポンド/月ということになります。(下記をご参考下さい)昨年2004年2月〜7月の出荷量は平均7,400万ポンド/1ヶ月なので、単純に考えると少なくとも今後は出荷量を15%はカットしないと、在庫が底をついてしまうことは明らかです。こなってくると、カリフォルニアとスペインの新物の開花状況がこの上なく重要になってきます。新物の受粉が大成功でもしない限り、今後2年間値下がりは考え難いと言えるかもしれません。

現時点での在庫    504,000,000ポンド
来期への繰越    - 120,000,000ポンド

残り            384,000,000ポンド

384,000,000ポンド ÷ 6ヶ月 = 64,000,000ポンド/月
        (昨年同期間の実績は74,000,000ポンド/月)




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