一部の地域ではすでに開花が始まっており、天候はまずまずです。アーモンドの受粉を担う蜂の状況は現時点ではまだはっきりと分かりません。アーモンドの中には開花時期が早いものと遅いものがあります。それぞれが順を追って開花していくのですが、今年はその順番に異変が起きているのだそうです。通常は、ソノラ種→ノンパレル種→フリッツ種→カーメル種といった順番が普通とされていますが、今年はソノラ種→フリッツ種→カーメル種→ノンパレル種の順で開花しているのだそうです。原因はよくわからないが、通常見られない状況のようです。
今回発表された1月の出荷量を見ると、新物の開花状況に関係なく残りの2004年クロップイヤーは逼迫した状況になることが予想されます。現在残っている在庫は約5億400万ポンド、ここから約1億2,000万ポンドが来期に繰り越されると考えると、残りは3億8,400万ポンドで、これを月平均すると約6,400万ポンド/月ということになります。(下記をご参考下さい)昨年2004年2月〜7月の出荷量は平均7,400万ポンド/1ヶ月なので、単純に考えると少なくとも今後は出荷量を15%はカットしないと、在庫が底をついてしまうことは明らかです。こなってくると、カリフォルニアとスペインの新物の開花状況がこの上なく重要になってきます。新物の受粉が大成功でもしない限り、今後2年間値下がりは考え難いと言えるかもしれません。
現時点での在庫 504,000,000ポンド
来期への繰越
- 120,000,000ポンド
残り 384,000,000ポンド
384,000,000ポンド ÷ 6ヶ月 = 64,000,000ポンド/月
(昨年同期間の実績は74,000,000ポンド/月)