アーモンドの中にも色々な品種(バラエティー)があり、その中でも早い時期に開花を向かえるものと、遅いものがあります。日本で主流のノンパレル種は「早期品種」にあたります。2月の中旬頃ピークを迎えるこれらの品種の開花はすでに終了しているようです。カリフォルニアの中でもBakersfieldからFresnoあたりまでの南部地域は、ピーク時の天候に恵まれ、開花状況は良かったようです。一方、Fresnoより上の中部・北部は、雨が降ったり止んだりの天気で、開花状況はまずまずといったところのようです。
今年の開花は、天候が悪かったにも関わらず、冬の間十分な冬眠時間があったことや、開花時期の気温が最低気温12℃〜最高気温18℃というコンディションに恵まれたため、早いスピードで進んだと言うのが特徴のようです。中には花びらの散る率が24時間以内で、1〜3%から50%にまで進んだ農園もあったそうです。つまり、これは十分な受粉時間がなかったとうことをあらわしています。
先日インテックス大阪で開催されたMOBAC
SHOW 2005のために来日したStewart&Jasper社からの情報によりますと、2005年クロップ全体の中でノンパレル種が占める割合は、約35%程度と予想しているようです。これは、決して良いとは言えない去年の38%〜40%を更に下回ることになります。
市場はと言いますと、連日の雨で、開花・受粉が望むほどではなかったため、「慎重かつ値上げ」の傾向にあります。現時点では、開花状況についてはだまだ不明瞭な点が多く、新物収穫量もまだまだはっきりとは予測できないため、マーケットではオファーそのものが取れない状況が続いています。
先々週に引き続き、弊社ホームページに写真を掲載致しましたので是非ご参考ください。花びらが散り始めた農園の様子がご覧頂けます。