配信メール第196号
05/04/07
| 〈海外トピックス〉 ヘルシー食品「スーパーフーズ」 |
| 以前配信メール(第147号)でも取り上げましたが、アメリカでは特定の効能を持つ食品を「スーパーフーズ」と呼び、スーパーなどでは分かりやすいようにラベルを貼ったりして販売しているそうです。多くの人が肥満という問題を抱えるアメリカでは、こういった健康食品に目を向ける人が増えているようです。NBCニュースでもこの話題が取り上げられています。 http://www.msnbc.msn.com/id/7407689/ スーパーフーズには、ホールグレイン(全粒)パン、玄米、豆、ヨーグルトなどがあります。ベリー類とナッツ類もスーパーフーズの代表です。中でもクルミやブルーベリーはとりわけその健康効果に注目が集まっています。クルミに豊富に含まれる「オメガ3脂肪酸」は血中の中性脂肪を減らし血液をサラサラにする効果があります。ブルーベリーも栄養の宝庫と言える食品で、目に良いということ意外にも様々な栄養素を蓄えた「スーパーフーズ」のひとつです。 食品/栄養素の効能に詳しい人はいないでしょう。例え知っていたとしても、どの食品を食べればその栄養素が摂取できるのかがピンとこない人も多いのではないでしょうか。そこで「スーパーフーズ」と表示することによって、より多くの人にそういった情報に触れてもらおとうというわけです。アメリカのFood Marketing Instituteが昨年行なった調査によると、10人中9人の買い物客が、「パッケージに健康・栄養に関する表示がある」という理由で食品を買った事があると答えているそうです。 アメリカでは、食品のラベル表示に関して「限定的健康強調表示(=ヘルスクレーム)」と呼ばれる制度が設けられています。2003年7月には、ナッツ類が特定の食品としては初めて、このヘルスクレームの対象品として認可されました。(配信メール第118号をご参照ください。)しかし正式な表示にはFDA(米国食品医薬品局)の認可が必要で、例え実験によりその効果が立証されても、複雑な認可のプロセスには時間がかかり、実際の表示はなかなか実現しないと言うのが現状のようです。 昨年は「オリーブオイルの単価不飽和脂肪」と「魚のオメガ3脂肪酸」が心臓疾患を防ぐという内容の表示が新しく認可されました。現在、トマトやレタスに含まれる「リコピン」にガン予防(特に前立腺ガン)効果があるという表示も検討されているそうです。 科学者の中には、より多くの人々にこういった情報を提供するためにも、FDAによる認可のプロセスをもっと簡略化させるべきだという声もあるようで、FDAは現在その提案を検討中だということです。 |
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