配信メール第210

05/07/21



〈海外トピックス〉

スペイン産アーモンド 〜雨不足による影響〜

スペインは現在、深刻な雨不足に見舞われており、今年の冬・春はここ60年間で最低の降水量を記録しました。地域によっては、貯水池が通常容量の20%以下に落ち込む、河川が1/3近く減るという現象が見られます。
この水不足が様々な農作物栽培に影響を及ぼしているようです。スペインの農務省は、この雨不足によって今年の穀物類の生産が25%減少するであろうと推測しています。ひどい地域では50%減とも言われています。この現象はスペイン産アーモンドの生産にも少なからず影響してくるでしょう。スペイン産アーモンドは2003年から2年連続で霜被害による大不作に見舞われ、去年2004年クロップの収穫量は3,300万ポンドとひどいものでした。今年は大復活が期待されており、収穫量は昨年の4倍とも予想されています。(約1億2,850万ポンド) しかし収穫を前にして、この雨不足が影響し、そこまでの伸びは期待できないのではという声も聞かれ始めているようです。
カリフォルニア・アーモンド業界は収穫量の減少に加えて、スペイン産アーモンドの豊作の情報で少し弱気になっているというような印象もありましたが、ここにきてまたどのような動きが見られるかに注目が集まります。


南アフリカ産レーズン大凶作

2005年クロップの南アフリカ産レーズンは大凶作という情報が入ってきています。開花時期の気温が例年より低かったこと、収穫時期に雨に見舞われたことなどが主な原因で、60年降りの大不作となったようです。
南アフリカ産レーズンの収穫量は平年で約3万トンから4万トンありますが、2005年クロップは約2万トン程度と見込まれています。
このため現地では輸出価格が昨年と比べて約30%もアップしています。価格もさることながら、輸出量も大幅に減少しており、対日輸出割当数量は前年と比べて50%以下に落ち込んでいるというのが現状です。このため現況では通年で南アフリカ産レーズンを安定して供給することは非常に難しく、他地域からの供給を検討せざるを得ない状況のようです。





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