以前よりクルミには「オメガ3」と呼ばれる多価不飽和脂肪酸が含まれており、様々な健康効果があるということをご紹介させていただおります。(以下過去の記事ご参照ください) http://www.ishiharacompany.com/ishi/haishin/back004/haishin085.htm http://www.ishiharacompany.com/ishi/haishin/back006/haishin138.htm http://www.ishiharacompany.com/ishi/haishin/back008/haishin177.htm 中でもクルミのもつ「糖尿病予防効果」には注目が集まっており、様々な研究が進められています。オーストラリアのウーロンゴン大学ではこの研究が熱心に行なわれており、この度『アメリカ食餌協会誌』(JADA)7月号上で論文が発表されました。この論文の内容については来週お届けさせていただく予定にしています。今週はまず今回の論文に先駆けて昨年末に国際誌『糖尿病ケア』(Diabetes
Care)で発表された同大学スマートフーズセンターの研究結果についてご紹介させて頂きます。 この研究では、1日8〜10個のクルミを食事に取り入れたところ、早期U型糖尿病に伴う諸症状の一つであるインスリン耐性(Insulin
Resistance: 血流から細胞へブドウ糖の九州を妨げる症状)に役立つ脂肪酸が産出されることが証明されました。U型糖尿病患者約60人を対象に6ヶ月間実験を行い、摂取する脂質の種類によって3つのグループに分けました。その内一つのグループに1日30g(約8〜10個相当)の剥き身クルミを食べさせた結果、クルミを含まない他のグループに比べて、善玉コレステロールが大幅に増加、さらに悪玉コレステロールが10%減少するという結果が得られました。また、1日30gのクルミを食事に取り入れた場合、αリノレン酸が産出され、U型糖尿病患者の血中コレステロール値を改善する効果があることも分かりました。 この研究結果は、医師や栄養士が良質の脂肪酸の摂取方法をアドバイスする上でも役に立つとされています。 来週は引き続き先日発表された最新の研究結果に関する情報をお届けさせていただきます。 |