配信メール第217

05/09/08

〈海外トピックス〉
カリフォルニア・レポート


現在、弊社社員が新物のクルミとアーモンドの視察を兼ねてカリフォルニアに出張しております。そこで本日は現地から届いた最新情報をレポートさせて頂きます。

まずはカリフォルニア州北部サクラメント・バレーに位置するクレイン・ウォルナット社からのクルミに関するレポートです。クレイン社は自社農園としてはカリフォルニアNo.1の規模を誇る会社で、現在43,000エーカー(東京ドーム160個分)もの土地でクルミの栽培を行なっています。

今年、この地域は記録的な猛暑に襲われ、最高気温が40度を超える日が30日以上も続きました。この気候がクルミ栽培にも影響を及ぼしたようで、強い日差しによる「日焼け」の被害がかなり多く見られます。クルミは硬い殻に覆われていますが、強い日差しを浴びると中の実も日焼けしてしまいます。薄い色のクルミを「ライト」、色が濃い(茶色)ものを「アンバー」と呼び、見た目にも美しいとうことで通常ライトの方が好まれます。今年はアンバーの割合が例年の3倍程度になりそうだということです。

弊社がクレイン社を訪れた日、トラック2台分の今年初めて収穫されたクルミが農園から工場に運ばれてきました。社長のチャック・クレイン氏が、いくつかのクルミを実際に割ってチェックしたところ、やはり色の濃いものが通常より多く見られました。このため今年は、「ライトのみを使用した商品」と「アンバーが混ざった商品」の価格の差が、例年より大きくなるであろうということです。全体的に値上がりする可能性もあり、ライト・ハーフ&ピーセス(LH&P)で$2.70/lb程度という予測も出ています。

続いてカリフォルニア州北部にあるアーモンド・パッカーを訪ねました。先週の配信メールでもお伝えしましたように今年のアーモンドはとにかくサイズが大きいのが特徴です。この会社でも25/27サイズ、27/30サイズはほとんど生産できず、18/20や20/22サイズが主流となるということです。通常アーモンドの平均サイズは25−26程度ですが、今年の平均サイズは21−22になるようです。

日本で主流のノンパレル種が減産になりそうだということは先週もお伝えしましたが、実際には昨年比で30〜50%減少する可能性もあるようです。また虫の被害も多く見られるようです。

価格は現在ポンドあたり$4.20〜$4.25にまで達しており、これが高値の限界なのではという声が多いようです。
残念ながら今のところあまり良い話が聞かれませんが、また新しい情報が現地から入り次第お届けさせて頂きます。





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