配信メール第223

05/10/20



〈海外トピックス〉
カリフォルニア・フィッグ新物情報

今年春に発表されたカリフォルニア・フィッグ2005年クロップの収穫予想量は約2,700万ポンド(約12,000トン)でした。フィッグの収穫時期・期間は品種によって異なり、早いものは6月頃から始まり、12月ごろまで続くものもあります。実際の収穫量は、当初の予想より多くなる見込みが強いようですが、一部の品種が天候による影響を受けているようです。

フィッグ生産の中心地域で8月と9月に多雨多湿の気候が続き、フィグ栽培に影響を与えました。中でも特に、気候の影響を受けやすいと言われる「カリミルナ種」(白イチジク)が品質的にダメージを受けたようです。カリミルナ種はパッケージ商品向けに人気のある品種で、このダメージにより今年は小売向けに販売できるイチジクの量が極端に少なくなるという問題が起こっているようです。
カリフォルニア・フィッグ・アドバイザリー・ボード(以下CFAB)は、全体的な収穫予量は予想の2,700万ポンドを上回ると見込んでいますが、品質ダメージが原因で商品として使用できないものが多量に出ることが懸念されています。

フィッグ加工業者であるバレー・フィッグ社などによると、「今回のダメージで多くのカリミルナ種イチジクが病気・虫食いの被害を受けており、カリミルナ種を育てる農家にとっては悲惨な状況になりそう。通常なら高品質なホールのイチジクとして小売用に販売できるものが、今年は原料用レベルでしか販売できなくなるかもしれない。」と話しています。またこれにより、通常より選別コストがかさむことも予想されます。
CFABはまた、「フィッグの農家はようやく利益を得られるようになってきたが、今年のカリミルナのように品質に問題が起こると、フィッグ全体の利益に多大な影響を与えることになる。」と話しています。

ちなみに、アメリカ国内のドライ・フィッグは100%カリフォルニア州で生産されており、フレッシュのフィッグも98%がカリフォルニア産です。





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