(新物情報) まず、2005年クロップのカリフォルニア産フィッグの状況です。昨年二度ほど秋雨が降ったことや、湿度が高かったことが2005年クロップの品質に影響を及ぼしているようです。収穫量は当初の予想を830トン上回る計14,333トンと推定されていますが、天候などの影響を受けて品質にバラつきがあるということが検査の過程で明らかになってきました。特にカリミルナ種(白イチジク)が大きな影響を受けているようです。この為さらに念入りなグレード選別が要求されると同時に、低グレードのものが増えるものと見られています。アドバイザリー・ボードは、悪影響が一部で見られるものの、より厳しい品質検査によって選別を行なうため、消費者市場に出回るものは例年にもまして高品質なものになる、と強調しています。 (ロマリンダ大学による研究結果) カリフォルニア州ロマリンダ大学でフィッグに関する臨床試験が行なわれました。この実験は「110グラム以上のドライ・フィッグを毎日食べた場合、体内コレステロール量にどのような影響が見られるか。」というものです。これまでのところ、ひとつのグループの中で、65%の人にLDL(悪玉)コレステロール値10~20%の減少、また73%の人にトリグセリド値(中性脂肪)20%以上の減少が見られました。さらに、56%の人にHDL(善玉)コレステロール値の増加が見られるという結果も得られました。この臨床試験は今年6月に完了する予定だということです。 昨年12月15日、米国農務省は、栄養価の高い国産食品を学校給食や各種食品補助プログラムに寄付する農業マーケティングサービス(AMS)の一環として、カリフォルニア産ドライ・フィッグ約2,700トンを購入することを発表したそうです。 フィッグには豊富な食物繊維、ミネラル、抗酸化物質が含まれており、コレステロール値を下げる以外にも様々な健康効果が期待できます。それぞれの効能についてはまた別の機会にご紹介させて頂きます。 |