配信メール第238

06/2/23




カリフォルニア・アーモンド/低気温による霜被害

カリフォルニアでは先週から今週にかけて、この季節としては異例の低気温が連日続き、アーモンド農園に霜の被害が出ているようです。摂氏−5度〜−3度という気温が観測されており、多くの地域で最低気温の記録が更新されています。通常アーモンド栽培地域では最も寒い季節でもこれほどの低気温はほとんど見られません。現在、新物アーモンドが開花の時期を迎えており、開花はその年のアーモンドの出来を左右する大切な時期なだけに注目が集まっています。

霜被害は特定の地域に限定されているのが通常ですが、今回はカリフォルニア州全体の気温が下がり、広範囲に渡って霜が降り、前例のない現象となりました。農園内ではスプリンクラーを使用したり、上空の暖かい空気と地上の冷たい空気を混ぜて気温を上げる為にヘリコプターを用いたりと、様々な霜防止の対策が取られましたが気温があまりに低すぎて、あまり効果は得られなかったようです。

今週月曜日の時点では、それほどの被害はないであろうという楽観的な見方が強かったようですが、その後続々と被害の報告があり状況が変化しているようです。ホールアーモンドのパッカーであるスチュアート&ジャスパー社のジム・ジャスパー社長は、月曜日の時点で開花の具合をB+〜A-と評価していましたが、その後徐々に被害が表面化し、今日の報告では評価をB-〜B+に下げています。今週後半は晴れて暖かくなる見通しですが、来週再び雨が降ると予想されており、そうなれば遅咲きのビュート種などに影響が出るものと思われます。
この状況を受けて、現地ではすでにポンド当り10セント〜20セントの値上げも見られるようです。

また現地から情報が入り次第皆様にご報告させて頂きます。





毎週木曜日に最新の製菓材料情報を無料で配信させて頂きます。
ご希望の方はi-info@ishiharacompany.comまでご連絡下さい。
(C) Copyright Ishihara Co.,Ltd. all rights reserved