配信メール第244

06/04/06


カリフォルニア・アーモンド/悪天候による影響

カリフォルニアでは開花後、アーモンドにとっては良くない不安定な天候が続いています。
新物アーモンドの収穫量、品質を心配する声も聞かれ、現地ではこの影響で若干の値上がりも見られるという情報も入っています。以下は地域別の状況です。アーモンドの生育は、早い順に南部→中部→北部となります。

〈南部〉
3月初旬から続いていた雨は、最終週に入っても降り続き、不安定な天候が続いているようです。暴風雨に見舞われたのは北部・中部が中心でしたが、南部でも悪天候がアーモンド農園のコンディション、農作業に影響を及ぼしています。
南部地域では、早咲きの品種にあたるノンパレル種、カーメル種、ソノラ種、その他カリフォルニア種系の品種の成長はかなり進んでおり、遅咲きのビュート種やパドレ種もほとんどが育っているという状況です。
今のところ、悪天候にも関わらず、開花時に心配される病気による被害は少ないようです。しかし今後も雨が続くようであれば、菌類による病気などの不安があります。農薬による菌類に対する処置は土壌が乾燥した状態で行わないと効果が得られないため、雨続きでぐしょぐしょになった農園では実行できず、ヘリコプターによる空中散布しか方法がないというのが現状です。また、土壌のコンディションが悪いため、農園に入って雑草除去などの作業が行えないという状況も続いているようです。

(中部)
中部でも南部と同様3月は雨と湿気に悩まされたようで、一部では雷雨・豪雨もあったようです。3月28日にひょうが降った地域があり、一部の農園ではアーモンドにかなりの被害があったようです。
低気温の影響で、全体的に成長は遅いものの、中部地域でも早咲きの品種は着実に育ち始めています。受粉に失敗したツボミや未熟な仁は今の時期にしぼみ、木から落ちていきます。
農園のコンディションが悪く、農薬の散布、雑草の除去などを直接農園に入って行えないという状況は南部と同じです。

(北部)
南部・中部同様、低気温、多雨という不安定な気候が続いているようです。
その影響でアーモンドの育ちは遅いものの、早咲きの品種はすでに成長し始めいているようです。遅咲きのビュートやパドレといった品種は、北部地域ではまだまだのようです。
農園の土壌が雨の影響でぐしょぐしょの状態で、農園に入っての作業が出来ないのは南部・中部と同様です。
今後さらに雨が降れば、木の根や幹が病気に感染し、まだ育っていないナッツが未成熟のまま、木から落ちしてまうという現象が起こるのではと農家は恐れているようです。





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