米国カリフォルニアの農業専門誌Western Farm Pressが、2007年クロップと2008年クロップアーモンドについて、Gold
Hills Nutの副社長でありAlmond Board of CaliforniaのディレクターでもあるRick Kindle氏、Harris Woolf
AlmondsのKelly Burkholder氏等にインタビューした内容を発表しました。
・2007年クロップ ご存知のように収穫量はとても多く、予想通り、もしくは予想を少し上回るほどになりそうです。出荷量はほぼ毎月新記録を更新し、カリフォルニア・アーモンドへの世界的な強い需要を示しています。 歴史上最も収穫量の多いクロップイヤーとなりましたが、一方で、サイズが小さいという問題があり、スライスやスリバードに必要な大きいサイズのアーモンドが不足しています。 特に南部でこの傾向が強く、Fresno
Countyより南の地域では2006年クロップより10%程度収穫量が少なかったところもあったようです。その原因は未だ解明されていませんが、2006年夏の猛暑と2006/2007年冬の厳しい冷え込みによるものという説もあります。 全体の70%が既に出荷または契約済みとあって、価格は高留まりの状態です。 ・2008年クロップ 2007年クロップほどの収穫量にはならないという意見が優勢のようです。結実面積が45,000エーカー程増えてはいますが、一方で、収穫開始から20年を超える畑が100,000エーカー以上あり、そこでの収穫量はあまり期待できません。畑としての使用を既にやめたところも多くあるようです。また、新しい45,000エーカーが確実に収穫に至るかを疑問視する声もあるようです。 2007年クロップから2008年クロップへの持ち越し在庫は200万〜274万ポンドにのぼると言われており、2008年クロップへの影響が懸念されますが、Kindle氏によりますと、持ち越される在庫というのは「残り物」が多く、品質があまり良くない傾向があるようです。 何より、アーモンドの需要が世界中で増え続けるこの状況において、200万ポンド程度の持ち越し在庫は問題にはならないようです。 なお、昨年から騒がれているミツバチの異常現象に関しては、現在は沈静化しているようです。使用料は上がっていますが、全体の供給量に不足はないとのことです。 一方で、水不足の問題は深刻になっています。1月はじめの暴風雨以外にまとまった雨は降っておらず、特に南部では安定した水供給の目途が立っていません。地下水からの汲み上げが環境に与える深刻な影響を懸念する声もあり、外部から運ぶ以外に方法は無いようです。 また新しい情報が入り次第、皆様にお届けいたします。 |