配信メール第294

07/4/19




ミツバチ異常現象(Colony Collapse Disorder)
最新情報


アメリカにて発生しております大量のミツバチが行方不明になる原因不明の現象(Colony Collapse Disorder, CCD)は未だ治まることなく、最近では日本のメディアでも取り上げられています。

この現象による被害は現在全米24州とカナダにまで及んでおり、25%〜75%の巣箱が失われていると報じられています。アメリカでは多くの農作物がミツバチによる受粉を行っていますが、特に世界シェアの80%を生産すると言われているカリフォルニア・アーモンドが必要とする量は膨大で、現在約60万エーカーの作付面積に140万個程の巣箱を必要とするため、その影響を最も受けやすいだろうと言われています。巣箱の使用料は既に上がっており、2003年には45ドル程度でしたが現在130ドル程度まで上昇しています。

しかしながら、今回のこの騒ぎの前からミツバチの数の減少は起こっていたようです。
1986年には320万あったコロニーが、2006年には240万に減っています。カリフォルニアには全米からミツバチが集められ、2年前からはオーストラリアからの輸入もされており、不足分の補充が行われています。そのため以前からミツバチの減少については調査や研究がされており、米国政府は年間約1,000万ドルを費やしていますが、更なる調査が必要とされているようです。

また、今回の騒ぎにより、オーストラリアからカリフォルニアへのミツバチの輸出が拡大するのではないかと言われています。アーモンドの作付面積の増加に伴い、増え続けるカリフォルニアでの需要に反し、減り続けるミツバチの量、加えて現在問題になっているCCDを背景に、オーストラリアの養蜂家達にとってビジネスを拡げる機会になることは間違いなさそうです。

また新しい情報が入り次第、皆様にお届けいたします。





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