配信メール第312

07/8/23




カリフォルニアで水不足が深刻化


カリフォルニアのSan Joaquin Valleyでは現在、深刻な農業用水の不足が懸念されています。
カリフォルニアでは現在乾いた天候が続いていますが、灌漑により水分を補っているため今年の農作物の収穫については心配ないようです。しかし、近郊のSan Luis Reservoir(貯水池)には現在その20%程度しか水が入っておらず、大雨でも降らない限り、2008年クロップを始めるにあたり必要な水分が確保できないのではないかと言う農家もあるようです。既に2008年クロップの準備が始まっているところもありますが、冬の天候がどうなるか、まだ予測できないため最低限に留めているとのことです。

カリフォルニアでは農業のための灌漑システムが発達しており、それにより現在膨大な量の農作物を世界中に供給していますが、上でも述べましたように貯水池の水位が極端に下がっているため、新たな水源としてDelta-Mendota Canalから農業用水を供給するという話も出ているようです。
地下水を汲み上げての灌漑も併用して行われていますが、これは根本的な解決にはならず、Westlandの地下水はあと2、3年で枯渇してしまうとも言われています。そのため来年植えられる農作物の種類にも影響が出て、水を多く必要とするベニバナなどは、比較的水が少なくて済むトマトなどに転作になる可能性があります。そのトマトでさえも、来年の収穫量は今年の半分以下になると予想している農家もあるようです。

ナッツ類の2008年クロップへの影響も懸念されるところです。

また新しい情報が入り次第、皆様にお届けいたします。





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