配信メール第317

07/9/27




オメガ3脂肪酸に期待される新たな効果


魚に多く含まれることで有名なオメガ3脂肪酸ですが、クルミにもその含有量は多く、1日たったの30g程度摂取することで内臓脂肪を減らすのに効果があることは以前にもお伝えしたとおりです。
オメガ3脂肪酸はこれまで、上記のようなメタボリックシンドロームの解消の他に心臓疾患の予防や、アルツハイマー、癌、失明の原因となる黄斑変性などの進行を緩やかにするという研究結果が発表されましたが、現在新たに1型糖尿病(小児糖尿病)への効果が期待されています。

1型糖尿病は子供に最も多い糖尿病で、免疫機能が正常に働かなくなり、インシュリンの生成が困難になる病気です。発症すると、血糖値をコントロールする為のインシュリン注射を打たなければならなくなるケースも少なくありません。この病気の原因は未だ不明ですが、遺伝の他に、食生活などの環境要因が指摘されています。

アメリカ・デンバーのコロラド大学で1994年から2006年までの間に、1型糖尿病の遺伝子を持つ、または親やきょうだいに1型糖尿病患者のいる子供1770人を対象に調査を行ったところ、58人の子供に1型糖尿病への抗体が出来ており、オメガ3を多く含む食事を摂っている子供は免疫疾患を発症しにくいということがわかりました。
1型糖尿病発症の誘因となる炎症に関連する酵素を、オメガ3によって抑える働きがあるようです。しかも、魚に含まれるものだけでなく、クルミやダイズなど、すべてのオメガ3においてこの効果が期待できるとのことです。

まだ研究は始まったばかりですので確固たる証拠という訳にはいきませんが、かなり有力なデータと言えるようです。現在世界には1億9,400万人の糖尿病患者がいるといわれており、2025年には3億人に達するとWHOは予測しています。オメガ3の更なる研究が期待されるところです。

また新しい情報が入り次第、皆様にお届けいたします。





毎週木曜日に最新の製菓材料情報を無料で配信させて頂きます。
ご希望の方はi-info@ishiharacompany.comまでご連絡下さい。
(C) Copyright Ishihara Co.,Ltd. all rights reserved