配信メール第322

07/11/1


南カリフォルニアでの山火事による農作物への影響


先週のカリフォルニア州南部の山火事と強風による被害で20万2400ヘクタール以上が消失、建物2300棟が被害を受け、35万世帯70万人以上の住民に避難命令や勧告が出るなど、過去最悪の事態となりました。山火事は24ヵ所で発生し、少なくとも12人が死亡、78人が負傷したようです。原因として放火や子供の火遊びの可能性が挙げられていますが、この時期の乾燥した強風が吹いたことにより被害が更に拡大したようです。

現在はほとんどの地域で沈静化しているようですが、この大規模な山火事による被害は住民だけに留まらず、当然カリフォルニアの農作物にも及んでいます。Ventura郡では生産されているアボカドの約40パーセントが被害を受け、金額にして1,000万から1,500万ドルの被害が出たとされています。カリフォルニア州全体では約10パーセントが失われたとのことです。レモンにも強風による被害が出ているようですが、はっきりした被害額等はまだ明らかになっておりません。

The California Avocado Commissionによると、この山火事による被害額はアボカドだけで3,500万ドル、The San Diego agricultural commissionerの発表では観葉植物や花、アボカドなど合わせて3,000万ドルの被害が報告されていますが、他の地域を合わせると5,000万ドルにのぼり、まだ報告されていない被害もあることから、これから更に被害が拡大することが予想されています。

以前にもお伝えしましたようにカリフォルニアでは水不足が深刻化しており、灌漑システムによる水の供給は農作物にとって欠かせないものとなっていますが、地域によってはその灌漑システムにも被害が及んでいるようです。現在、多くの農家や灌漑システムの業者が修理に追われているとのことです。


カリフォルニア・クルミ2007クロップ


まだ市場価格の出ていない2007年クロップのカリフォルニア・クルミですが、カリフォルニア最大のパッカーによる価格提示が来週後半か再来週にあると言われています。それにより市場価格が決まると思われますが、不作のため価格は大幅に上がることが予想されます。

また新しい情報が入り次第、皆様にお届けいたします。





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