配信メール第329号
07/12/20
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コーンの生産には窒素ベースの化学肥料が使用されますが、大量の化学肥料が中西部の「コーンベルト」と呼ばれる生産地域で使用され、畑から流れ出てミシシッピ川を通り、メキシコ湾に注ぎ込んで7,900平方マイル(約2万540平方キロメートル)にもわたる「デッドゾーン」を形成しています。化学肥料が藻の大量発生を引き起こし、その藻が死んで海底に溜まり、腐敗することによって海水の酸素を消費し生物が住めない状態になるのです。 以前はミシシッピ川の河口付近に留まっていたデッドゾーンが年々拡大するにつれ、メキシコ湾では遠く沖合いへ出なければ魚が獲れないようになってきているといいます。カニや牡蠣など、海底に暮らす生物は沖へ逃げることも出来ないため、漁をしても網にかかってくるのは大量の死骸ばかりだそうです。 農家側もこの事態を認識してはいるようですが、バイオエタノールの普及拡大につれコーンの価格が高騰するなかで、わざわざ他の安い農作物を生産するより、コーンを生産する農家が増えるのは当然のことと言えます。 「環境負荷が少ない」という単純な認識でバイオ燃料が普及していますが、そう簡単にはいかないというのが現実のようです。 また新しい情報が入り次第、皆様にお届けいたします。 |
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